カネニのこだわり

仲買人として柴山・香住漁港と共に生きてきた「カネニ」。長い年月、魚介類の仕入れと販売を生業にし、膨大なノウハウが自然と蓄積されていきました。
そんな「カネニ」がゆずれない様々なこだわり。新鮮で上質な良い素材をお客様へお届けすることを目標に、これからもこだわり続けます。

「蟹」に
こだわる

「カネニ」はとにかく「かに」にこだわります。この地域では質の高いかにを他のものと一線を画す特別なかにとして、それぞれの漁港名の名前をつけて呼びます。柴山がに(松葉がに)、香住ガニ(紅ずわいがに)など代表的な呼び名となります。それらの中でも特に上質なものをお届けします!

柴山ゴールド

厳正な選別でランク分けをされ「柴山がに(↓下記参照)」の称号を与えられたものの中でさらに厳選された柴山がにを「柴山ゴールド」と呼び、柴山港で水揚げされる松葉がにの最高級品と位置付けられています。
3000枚に1枚あがるかどうか。姿・形・身詰まりなどパーフェクトな柴山がにです。
大変貴重なため毎回水揚げされるとは限りません。必ずお電話にてお問合せください。お歳暮やご進物などでご入り用の場合も、価格の安定した11月にご購入いただくと大変お得です。

【 期間:11月6日~3月31日 】

柴山がに

従来、水揚げされたかにの区別は、その漁港独自のタグにあります。 品質管理の厳しい柴山漁港では水揚げされたかにに他漁港では類を見ない細かなランク付けが行われます。
その数100ランクとも言われています。その中でも上位ランクにのみ「柴山がに」のタグ『ピンク色』をつけるように定義づけられています。
「柴山がに」とは柴山漁港で水揚げされた質の良いかにの中からさらに厳選された松葉がにという称号です。

せこがに

せこがには松葉がにのメスのことです。地域によってはこっぺと呼ぶこともあります。

せこがにには「4つの美味しさ」があります。
「内子」「外子」「味噌」「かに身」とそれぞれ味わいが違い、地元の人やかに通は「せこがにが一番うまい!」という方もおられます。

漁の期間が短く、食べられる時期が限られる希少なかにです。

【 期間:11月6日~12月30日 】

黄金がに

「ずわいがに(松葉がに)」と「香住ガニ(紅ずわいがに)」のあいの子です。大変珍しく、1000枚に1枚にあるかどうか・・・超希少価値のある貴重品として扱われています。

身入りがよく、ずわいがに(松葉がに)の旨み、紅ずわいがに(香住ガニ)の甘み、両方のいいところを兼ね備えた特別なかにです。
※大変貴重なため毎回水揚げされるとは限りません。

必ずお電話にてお問合せください。
 

【 期間:9月1日~5月31日 】

香住ガニ

「香住ガニ」とは、香住漁港で水揚げされる「紅ずわいがに」のことです。
香住漁港は上質な紅ずわいがにが育つ養分豊富な海底土壌の特別な漁場が近くにあります。昔から「香住の紅ずわいがには質が良く、特別においしい!」と言われていました。
そのような背景から他のものとは一線を画した特別なかにとして「香住ガニ」と呼ばれるようになりました。
今では通年食べられるブランドがにとして有名になってきました。

「茹で」に
こだわる

松葉がにで1分、紅ずわいがにで30秒、もし茹で時間を間違えると、たとえ一匹数万円のかにであろうが商品にならない・・・これが、この道45年の職人であっても緊張するかにの釜茹でです。それは、まさに時間との戦い。経験と勘で「その茹で分けを知り、覚えている者しか、かに茹では出来ません。

「目利き」に
こだわる

最後に価値を決めるのは、仲買人の「眼力」。柴山漁港の松葉がにの選別は日本一。何と100ランク以上にもなります。選り手(よりて)と呼ばれる女性たちが丹念に丁寧に、場合によっては数時間かけて仕分けるのです。しかし、いくら細かく仕分けられたかにでも、その価値を見極めるのはあくまでも仲買人。その眼力、目利きの確かさ、資質の高さによって、最後にかにの値打ちは決まってゆくのです。

「素材」に
こだわる

柴山がに(松葉がに)、香住ガニ(紅ずわいがに)、のどぐろ、白海老、黒海老、白烏賊、赤烏賊、かれい、はたはた...など、とにかくその時期に水揚げされている旬で新鮮な魚介類を厳選してお届けします。「カネニ」が目利きした上質で鮮度抜群な素材はどのように食しても絶品です!

「漁港」に
こだわる

仕入れ先は歴史ある日本海の2大漁港。柴山がに(松葉がに)の「柴山漁港」。香住ガニ(紅ずわいがに)の香住漁港。長年生活を共にした両漁港は「カネニ」の庭のようなもの。いい所も悪い所も知り尽くしています。昔から山陰の台所として新鮮な魚介類が毎日水揚げされ町を支えている有名漁港です。

柴山漁港

「柴山がに」の柴山漁港

近郊に豊かな漁場あり、年間を通じて様々な日本海の魚介類が水揚げされる「柴山漁港」。

やはり有名なのは冬の「松葉がに」。その中でも上質なものにだけ名づけられる「柴山がに」はまた絶品!ブランドがにとして年々その価値が上がっています。

活気で賑わう柴山港は屈曲に乏しい日本海岸では珍しい天然の湾です。
東の舞鶴港や西の境港に比べれば規模は小さいですが、波の荒い日本海の養分たっぷりの海底で育まれたかにや魚介類などが年間を通じて豊富に水揚げされます。
市場の近くには、お土産屋さんもあり連日柴山漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を求めて多くの人たちが訪れます。

香住漁港

「香住ガニ」の香住漁港

こちらも柴山漁港同様、年間を通じて様々な日本海の魚介類が揚がります。 「松葉がに」も水揚げされますが、この漁港で有名なのはなんといっても「香住ガニ(紅ずわいがに)」です。「香住ガニ」の漁期は秋から春までと「松葉がに」と比べると漁期が長く、通年食べられるかにとして親しまれてします。
香住では各種「海老」や「活烏賊」などと同様に人気のあるかにです。
香住漁港は、毎日波の荒い日本海で育まれたかにや魚介類などが豊富に水揚げされています。
市場の近くには、お土産屋さんもあり連日、漁港で水揚げされた新鮮な魚介類をもとめて多くの人たちが訪れています。

「商品づくり」に
こだわる

1分の時間差も許されない、かにの釜茹で、揺るぎない信頼を得ている手作業のかにの身抜き、天然の潮風で天日干しされる干物、あえて時間と手間暇のかかる手作業で、ひとつひとつ丁寧な商品づくりを心がけます。社員ひとりひとりが職人としての誇りを持って日々商品づくりを行っています。

「人」に
こだわる

我が社の理想型は“オーケストラ”。指揮者(経営者)と各パートを受け持つ団員(社員)その先にはお客様がおられます。指揮者はもちろん団員それぞれの技術が高くなければ、オーケストラ全体の評価は高くなりません。その上で全体としてまとまっていなければ、また同じです。我々は、誰もが認める素晴らしいオーケストラになることを目標に日々向上し続けます。